スカウト活動

問題になっていた明治大学のピッチャーが野球部を辞めた。
確かにスカウトからお金をもらい、使ってしまった彼の行動には問題はある。
しかし、大学側、そして監督その他まわりの人間はそういった行為はいけないのだということを事前に教えておくべきだったのではないだろうか。
よく週刊誌には選手獲得における不当な金銭の流れがある、というようなネタが扱われる。
実際私もそのようなことが実際に裏では行われているだろうと思っていた。むしろそんなもんだろうと冷めた目で見ていた。
巨人が逆指名しようとする選手だ。今年のドラフトの目玉であり、将来活躍し、たくさんのお金を手にする可能性が高い選手だったのだろう。
それが巨人は指名をあきらめるとか、言動が理解できないあのオーナーが辞任すればいい問題なのだろうか。怒りを覚える。
あのピッチャーの野球人生においてずっと暗い影を落とし続けると言っても過言ではないし、この事件で他の球団が指名するかさえどうかといった状況になってしまったと思う。
彼の人生を巨人のスカウト活動は狂わせてしまったのだ。
むしろ巨人は責任を持って一位指名で獲得するとかしたほうがよっぽど筋が通っていると思う。