日比谷公園で

shimakei2004-08-06

今日は用事があったので日比谷まで行った。
用事を済ませ、帰り道歩いていると、お囃子が聞こえてきた。
日比谷公園で今日と明日盆踊り大会を行っているらしい。
まだ夕方前の一番賑わう時間ではなかったが時間があったので公園内を歩いた。

せみの声が一帯に鳴り響く中、特設舞台や屋台が出ていた。
そういえば自分は今年初めての祭りだ。
噴水の側のベンチに腰掛けてみた。

時折吹く風が気持ちがいい。
子供達が走り回ったり、屋台のおじさんが腰を後ろにそりながらビール瓶のケースを運んだり、ベンチで舞台の太鼓の演奏を見ている老夫婦など皆さまざまだ。
しかし、ここにいる人全員に共通していることがある。
どの表情もいきいきしていることだ。

清水へ祇園をよぎる桜月夜
     こよひ逢ふ人みなうつくしき 
■大意■
桜の朧月夜、清水へ行こうと祇園をよぎって行くと月も桜も美しい。
    私の心が浮き立っているせいか行き逢う人がみな美しく見えました。

ふっとそんなここに集う人々の様子を見ていてこの与謝野晶子の歌を思い出した。
当時人々が桜の朧月夜に気持ちも現在の祭りで人々が心を浮き立たせる気持ちもつながるものがあるのかもしれないね。
shimakeiも祭りはすき。
              
とてもいい時間を過ごせた。